支援事業

災害時の援護活動に対する支援事業

災害時の援護活動に必要な機材・設備等を活動団体に貸与し、その活動を支援する体制の整備

写真左  被災地援護活動団体に貸与したテント
写真右  貸与機材を使用し、庭先のへどろをかきだすボランティア 

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調査研究事業

「森林浴による健康増進等に関する調査研究事業」a2_9971.jpgのサムネイル画像

 森林のもつ「癒し」効果を科学的に解明し、その活用方法に関する研究が進められております。これまでの研究の結果、多くの生理データが蓄積され、最近では免疫機能改善効果に関する学術的レベルの高いデータも集まっております。一方、現在蓄積されている600名を超えるデータは20代の健康的な男性を中心としたもので、社会への還元を念頭においた場合、最も必要な半健康人、未病状態にある人々に関するデータは少なく、今後そのデータを蓄積していくことが求められている状況です。

 本事業ではこれまで平成25年度から27年度までを第1期として「五感を介するフィールド実験」を実施し、中高年男女の未病者(境界域高血圧等)を対象に、森林部・都市部、それぞれにおいて、心拍変動性(交感神経活動・副交感神経活動)、心拍数、血圧、血液指標を測定し、その変動によって森林セラピーの効果を明らかにしました。

 平成28年度からは第2期として1)室内実験において、「視覚・嗅覚・聴覚がもたらす森林浴効果」に関する実験を実施しています(写真1、2)。具体的には、人工気候室内において、森林の視覚、嗅覚、聴覚刺激がもたらすリラックス効果の計測[脳活動:脳前頭前野活動の近赤外時間分光計測(TRS)による絶対値評価、心拍変動性計測:心拍の揺らぎ(交感神経活動・副交感神経活動)等の計測、主観評価:世界共通の質問紙法である気分プロフィール検査(POMS)等]を行っています。2)フィールド実験においては、①「通院うつ病患者に対する病院外壁ビオトープがもたらす生理的リラックス効果」に関する実験を実施しています(写真3)。具体的には、ビオトープによる視覚刺激がもたらすリラックス効果の計測[心拍変動性計測(同上)、主観評価(同上)等]を行っています。さらに、②「通院うつ病患者に対する病院内待合室木材壁がもたらす生理的リラックス効果」に関する実験も実施します。計測指標は①と同様です。

 最終的には、第一期、第二期の実験結果から生理的リラックス効果に関する比較・考察を行うことで、科学実験に基づいた森林セラピーの効果を検証することを目的としています。

 (千葉大学:宮崎良文、宋チョロン)

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